Scratchを使えば子供でもゲームが作れるって聞いたけど、どうやって作ればいいの?

そんな疑問にお答えします。

Scratch(スクラッチ)は簡単な入力とマウス操作のみでプログラミングを行うことができるプログラミング言語学習環境で、子供でも簡単にアニメーションやゲームを作ることができます。

当記事では、Scratchの使い方から簡単なゲームの作成方法までを解説していきたいと思います。

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Scratchの使い方

Scratchはブラウザでhttps://scratch.mit.edu/(外部サイト)にアクセスし、「作ってみよう」ボタンをクリックするだけでオンラインエディターが開かれるので、そのままプログラミングを行うことができます。

ですが、Scratchにサインインしてアカウントを作ることで、作ったプログラムをパソコンにダウンロードせずにオンライン上に保存したりできるようになるなど、アカウントを作成するとできるようになることが多いので、本格的に利用する場合はアカウント登録を行うことをおすすめします。

まずはネコを動かそう

「作ってみよう」ボタンをクリックすると、上記のようなプログラムのエディター画面に移動します。

Scratchでは画面の左側に表示されている「10歩動かす」や「15度回す」のようなブロックを真ん中の領域に配置していくことで、プログラミングを行います。

ブロックを組み合わせて作ったプログラムを動かすと、右側の領域に表示されているキャラクター(上の画像だとネコ)や背景等をを動かしたりすることができます。

試しにネコを動かしてみましょう。

左側のブロックから「が押されたとき」をドラッグ&ドロップして真ん中の領域に配置し、その下に「10歩動かす」のブロックをドラック&ドロップでくっつけます。

10歩だと動きが少ないので、「10歩動かす」の「10」をクリックして数値を「30」に変更します。

ここまでで「が押されたときにネコを30歩動かす」プログラムが出来たので、画面に表示されているをクリックしてみましょう。

ネコが向いている方向に少し動きました。

Scratchではこのように様々なブロックを組み合わせたプログラムを追加していくことで、簡単にキャラクターを動かすゲームを作ることができます。

ピンポンゲームを作ってみよう!

Scratchの使い方を簡単に説明したところで、簡単なピンポンゲームを作ってみましょう!

背景を選ぶ

まずはゲームの背景を選択しましょう。

画面右下に表示されているボタンを押すと背景を選択する画面が開かれるので、好きな背景を選びましょう。

「UnderWater」(水中)を選択したので、海の中っぽい背景になりました。

ボールを配置する

次にバウンドさせてピンポンゲームをするためのボールをプログラミングします。

初期状態では画面にネコが表示されていますが、さすがにネコをバウンドゲームに使うのは残虐なので、ボールに変更したいと思います。

ネコや背景が表示されているエリアの下に「スプライト」とかかれているエリアが表示されています。

Scratchは、ここに表示されている『スプライト』と呼ばれるキャラクターや物をプログラミングによって動かしてアニメーションやゲームを作成します。

今回はネコを使わないので、ネコの横に表示されているゴミ箱アイコンをクリックして、ネコのスプライトを削除します。

ネコを削除したら右側のスプライトを選ぶボタンを押して、バウンドして遊ぶためのボールを追加します。

黄色のボールにしようかと思いましたが、背景と同化して見づらかったので野球ボールにしました・・・。

ちなみに今回は、背景やスプライトは用意されているものを使いましたが、自分で画像を用意してアップロードして使うこともできます。

ボールをバウンドさせる

ボールを画面に表示できましたが、表示するだけではもちろんボールはバウンドしてくれないので、ここからいよいよプログラミングの出番になります。

上の画像のようにブロックを配置して「」アイコンをクリックしてみてください。

ボールが右に動いて右端にぶつかった後に跳ね返って左に動いてまた端にぶつかって・・・というように左右に動き続けるようになったかと思います。

 

「ずっと」とかかれているブロックは、中に置かれているブロックのプログラムをずっと動かし続けるというものです。

「ずっと」の中に置かれているのは、「10歩動かす」と「もし端に着いたら、跳ね返る」なので、「10歩動かす」が繰り返し行われているので、ボールはずっと動き続けます。

「もし端に着いたら、跳ね返る」というプログラムもずっと動いていますが、端についていない場合は処理は行われないので、本当に右端についたときだけボールが跳ね返るようになるというわけです。

 

ただ、これだけだとボールが左右に行ったり来たりするだけでピンポンゲームには使えないので、ボールが斜めの状態でバウンドするようにプログラムを追加します。

「45度に向ける」を最初に追加することで、スタート直後にボールの向きが斜め45度に変わった状態でスタートするため、ボールが斜めにバウンドするようになります。

ボールを打ち返すバーを追加

次にプレイヤーが左右に動かしてバウンドするボールを打ち返すためのバーを追加します。

ボールを追加した時と同じ手順でスプライトを追加します。

今回は「Paddle」というスプライトを選択しました。

先ほど書いたプログラムが真ん中に表示されなくなりましたが、これは今選択しているスプライトが「Paddle」だからです。

ブロックはスプライトごとに別々に配置をしていきます。

 

バーを配置したので、プレイヤーが左右に動かせるようにプログラムを追加しましょう。

上の画像のようにブロックを配置して「」アイコンをクリックしてみてください。

「X座標をマウスのX座標にする」のブロックは、「X座標を10にする」のブロックに「マウスのX座標」のブロックを重ねることで作れます。

X座標というのは、左右の位置を表しています。

X座標が0というのは左右の中央のことで、X座標がプラスになると右に、マイナスになると左になります。

これでマウスの位置に合わせてバーが動くようになったかと思います。

バーでボールを跳ね返せるようにする

ここまででだいぶピンポンゲームらしくなってきましたので、最後にバーでボールを跳ね返せるようにプログラムを追加します。

上の画像のように、最初に追加したボールを斜めにバウンドさせるプログラムとは別にブロックを組み合わせます。

ここまで見てきたみなさんなら追加したブロックがどういう意味なのかはわかるかと思います。

このプログラムを追加することで、ボールがバーに触れたら打ち返せるようになり、簡単なピンポンゲームが完成しました。

ここからはみなさん自身の手で跳ね返すたびに点数を追加できるようにしたり、ボールを増やしてみたりして改良してみてください!

チュートリアルを見ながら作ろう!

Scratchにはアニメーションやゲームなど、カテゴリ毎にチュートリアルが豊富に用意されており、動画の説明を見ながらプログラミングをすることで、ツールの使い方を理解していくことができます。

最初のうちは、作ろうとしているものに近いチュートリアルを参考しながらプログラミングを行っていくのがおすすめです。

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